仕事柄、色々な地域のセラピストたちと出会いますがその地域その地域でコミュニティには特徴があります。
セラピストの学校 オープンスクールをきっかけに交流会を合わせてするケースもあれば、そこで出会ったセラピスト同士が別の機会に会って繋がりを深めていくケースもあります。
今はfacebookを含めSNSが発達していますので、「あ、あの二人繋がり深まってるんだなぁ」「お、あれから定期的に集まっているんだ」なんて知ることができます。
ある地域のスタッフさんが話してくれたのですが
『谷口さんがくるのはお祭りみたいなもの。そのあと深め広げていくのは私たち』
なるほど。確かに特定の地域に毎週のように行くのは難しいなぁ。
いわばセラピストがセラピストであることを確認したり、上を向いたり、立ち止まったり、振り返ったり、一歩踏み出したり。
僕はそんな空間を生み出すための“着火点の役目”なのかもしれません。
でもこれには少しの寂しさを受け止める覚悟が必要です。
その場を離れ家路に帰る途中なんかは特に…
祭りの様な高揚感もいいですが、深まりや広がりを常に実感できる達成感もまた味わい深いでしょう。
でも。そういう役割を担う人がまだまだ少ない、たぶんこの業界では。
今日はこれからセラピストの学校 埼玉校。
またそんな覚悟をもって。(文責:谷口晋一)