今年の年末、ボクシングの試合をテレビで見る機会がよくありました。
社会人なったばかりの頃にキック(ボクシング)をかじってた事もあり、もう見始めるとくぎづけ。
その他の事が一切できなくなっちゃいます。
ま、それはそれとして…
当時僕が通っていたジムには体重計が置いてありました、分銅式体重計です。
グラム単位で正確に測るために、予測した重さをまずセットしてそこから微調整していくといったもの。
で、その当時はまったく考えなかったことなのですが、計量シーンを別の事象に当てはめて考えることがあります。それが、
自分予測と周囲の助け。
予測した数値と自分との差があり過ぎるとまずダメです。
それについては自己申告が基本。
そして体重計に乗ってからはそれが正しい数値となるまで微調整していく。
実はその微調整は誰かの助けが必要です。
自分はと言うと、気をつけ!で立っているだけ。ちなみに試合前だと祈るだけ。
つまり、最初の予測値は自分の見立てが重要となりその後の微調整は周囲の助けが必要、
しかも自分がどうこうしようとするとかえって迷惑かけちゃう。
これって色んなことに当てはまるなぁ、なんて。
見立てがズレてちゃ、誰も助けてくれないし。
微調整で自分が無理に動くと、叱られるし。
で。
全ての結果を受け止めるのは…他の誰でもない自分自身なんですから。(文責:谷口晋一)