これも結局、自戒の意味を込めてなのですが。
「ふふ。こいつ(アイディアや考え)は誰のどこからも影響されていないオリジナルなもんだ!」
そう思う時こそ、誰か何かから影響されていると意識的に思う必要があるんじゃねぇか?と。
ネットやリアルが混在する広く狭い世界。
まったく影響を受けずにアイディアが出てくるわけがない(僕の場合)
それに単純に気づかない。
そうなら指摘されたり経験値でなんとか修正がききます。
しかし、なんとなくは気づいているけど…
『ま、いっか』
これが何よりイカンと思うのです。
それだといつまでたっても色んな枠を超えられない存在となっちまう、と。
ニンゲンとは自分勝手な生き物で、自分が何かの影響を受けて今の自分があるくせに、
つい自分が与える側にしかいないと勘違いし始める。
そしていつしかパクられた、真似された、(仲間に)裏切られたと寂しさや怒りに苛まれる。
やはりどんなオリジナルなものあっても。
「誰か何かしらの影響を受けている」と常に周囲を見回しておく、そんなシンプルなスタンスを心に留めておく。
それこそが色んな枠を超えたオリジナルな世界の中に入れるたった一つの方法と思うのです。(文責:谷口晋一)