【危機の際には生地が出てくる】〜河合隼雄(心理学者「こころの処方箋」より)
今朝の新聞のコラムに取り上げられていまして。
危機というのは、誰が見てもそうと思うときもあれば誰も気づかないときもある。
でも生地が出てくるその姿を見せられたときに、
あぁ今、危機なのだと気づかされる。
それは周囲の誰かであっても、自分自身であっても。
生地といいますとなんだか“パンの生地”をイメージしちゃいましたので、
それってとってもシンプルで柔らかく温かい。だから色んなカタチにできるのかな?
僕は危機の時こそ、そんな生地に最初に注目したい。
僕の中のそれは、
突然にやってくる危機をどう捉え、
どう受け止めて、包み込んだり、カタチを変えていけるのか?
うーん、生地かぁ。なるほど。(文責:谷口晋一)