今月24日の隔月刊セラピスト15周年イベントが近づいてきました(編集部ブログを最後に)
今回講壇に立つものの一人として、業界の歴史を振り返る機会を意識的に持ってます。
その中でもいい意味でセラピスト業界が距離感を保ってきたと思うのは、メディアとの関係性です。
世間にあるマイナーな業界にメディアがすべて存在するか?と言われればそうではありません。
実際にセラピスト業界には大小メディアがいくつか存在していて、たぶん今まで多くの恩恵を受けてきたんだろうな、と僕自身そう捉えてます。
その一方でマスコミと言われるくらいですから、マスを対象として常に情報を発信していく立場でもあるメデイア。
しかし元々セラピスト業界というのはマイナーな世界。
その中でもマス(市場)が反応するであろうテーマを毎号打ち出していくメディアがあったからこそ、
マイノリティの世界に身を置くものとして時に孤独に苛まれる個々のセラピストたちがこの世界に留まるきっかけとなっている。
そんな距離感が保たれてきた。
相互依存の関係ではない、互いに自立した中での関係性こそが今後も望まれる良き距離感なんだと。(文責:谷口晋一)