セラピストの学校の渋谷校でずいぶんお世話になってますが、今では特に用事もなく訪れてカウンター越しのマスターと雑談をし、オーナーセラピストとはオリジナルメソッドのカラットやプロレス談義?などを。
昨日はそこに先客が。
色々他愛のないお話をしてましたら感性工学という分野における専門家ということをお聞きして。
その将来的実用化に向けて研究と学びを積み重ねている50代前半の方でした。
AIなどデジタルの世界で感情をどう捉えるか?(脳波とか言ってるうちは…とか)
仮にそれができたとして社会にどう適用していくのか?(例として美術館にどう適用させるか?などなど)
元来知りたがりの習性が疼いて色々教えていただきましたが、うーん。奥が深い。
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さて。様々な専門家が世の中にいますが、私が思いますに。
自分の専門性について極めつつある人ほど、無知な対象(僕です)に対してシンプルにまた謙虚に語れるのではないかな?なんて。
きっと極めつつあるからこそ、世間的に難しいことをわかりやすく伝える必要性を実感できている。
きっと極めつつあるからこそ、その分野に対して自身がまだすべきことがあると強烈に自覚している。
その証しとしての立ち振る舞い。
きっとセラピストの世界においても同様のことが言えるはずです。
僕にとっては一粒で二度美味しい、そんなひと時でした。(文責:谷口晋一)