横浜での仕事を終えて少し足を伸ばして逗子まで。
1人のセラピストに会いに行ってきました。彼女とはもうご縁いただいてから12.3年になるでしょうか。
1年に一度再会できるかどうかですが、色んなことをお話しします。
僕の知りうる限りですが全国にいる「セラピストは一生の仕事」を体現しているお一人と言えるでしょうか。
と言いますのも、75歳まで現役でセラピストを続けるために数年も前から様々な取り組みをしています。
具体的には活動拠点、お客さまとの関係性、働き方スタイル、プライベートとのバランス、自己管理、新たな学びなどなど。
その考え方や在り方など、やはり僕にとっては沢山の気づきとなります。
彼女がイチから育てたセラピストたちが、今ちょうど10年くらいのキャリアだそうです。
そんなセラピストたちに彼女が伝えている言葉があるとのこと。
「10年やったら見える景色があるように、その先に見える景色がまたあるのよ」
彼女曰く、15年やってると回り回ってギフトがやってくるそうです。
彼女自身もまたギフトを受け取り、そしてクライエントの求めるものにも対応していく。
ちなみに今彼女の中ではクライエントと関わる新たな可能性について思い巡らせているそうです。
それが成年後見人制度。
おぼろげながらも、セラピストが一生の仕事としていく姿の一つだったりする。
「これからも可能性の道を切り開いてくださいね。その先に見える景色をまた教えてください」と逗子アリーナの夕焼けを目に焼き付けて帰路につきました。(文責:谷口晋一)