シェルパという存在。
元々はエベレストの麓で生活する少数民族であり、一般的には登山の際の頼れるガイドとして認識されています。
その一般的な立ち位置をセラピスト業界における存在として表現したのがセラピスト・シェルパであり、いわば書籍製作の過程の中で生まれた造語です。
常日頃から支援する立ち位置のお仕事をされている方はどの業界を見ても見渡せば沢山います。
では僕の思うシェルパとはどんな存在なのか?
支援するためのプロフェッショナルスキルがあるのは前提として。やはり彼らは、
その業界全体の流れをしっかりと認識していて、その流れ全体の中で自身がどこに身を置いているか、これから何が求められているか?を心にとめて活動しています。
つまり目の前のお仕事とは別の、空高く飛ぶ鳥の視点を見失っていない。
ですので。
元々その業界に携わる立ち位置であった人、たとえばセラピストが
・新たなプロフェッショナルスキルを身につけてセラピスト・シェルパとなる
・以前から有していた職業能力や人脈などをアレンジしてセラピスト・シェルパとなる
・知人など、身近にその業界を見続けてきて自分にもできることがあるとセラピスト・シェルパとなる
これはどの業界においても自然の流れであり、背中に羽をつけたり広げたりと言われる所以です。なので、
『なんだか◯◯そう(流行り、楽し、儲かり、ラクでき、チヤホヤされ)だから』だけではセラピスト・シェルパとは言えない。
きっとこれはどの業界においても同じことではないでしょうか。
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来週(札幌)と来月(広島)での出版イベント。
その前半ではシェルパという可能性を見出すための著者トークやアセスメントタイムなんかをワイワイとやろうと思います。