セラピストの業界にも架け橋となる存在がいます。
『目の前にあるけど簡単に渡れない、その世界に行くための存在。』
クライエント世界との架け橋。
他業種連携としての架け橋。
時代から時代への架け橋。
地域内発展としての架け橋。
ジャンル間交流の架け橋。
他国同業との架け橋。など。
セラピスト業界に長くいればどうしたって視野が狭くなる中で、ふと立ち止まらせたり前後左右を見させてくれる。
セラピストへの支援や解決、提示や導入、継続、発展など。
やり方は様々ですが、共通していることは常にその立場に徹っする瞬間を有しているということです。
セラピストとしての経験も大いに活かされますが当事者発想とは別の視点を持ち、橋を渡る当事者からはよく見えない所にもエネルギーを注ぐ。
ましてや架け橋がその橋をメインで渡ろうとはしないし、橋の価値をことさら強調もしない。
渡った先のことの方が大切だと知っているから。
あくまでも架け橋として。
その立場はそれ以上でもそれ以下でもないのです。(文責:谷口晋一)