ここ数年のことですが。
セラピスト業界に限らず、様々な場面で活かせる資格や技能が出てきている印象を持ってます。
おそらく。これからもどんどん僕の目の前に表れてくるでしょう。
仕事柄、資格や技能を提供する側とも接点を多く持ちます。
その資格や技能を様々なステージや社会で活かすかそうでないか。
なんと言ってもその習得内容(コンテンツカリキュラム)に寄るところが大きいです。
しかし一方で。
習得する側(生徒、受講生)のマインドと言いますか、意識の持ち方も同じくらい大切なのではないか?と。
全国のセラピストたちや彼らを育てたセラピスト養成講師と会ってきて痛感することです。
習得する側に関してただただやる気があるとか、冷静沈着だとか、受講生本来の性格を指しているのではなく。
その人がどんな性格であっても。
それまでどんな生き方をしていても。
・習得する直前
・習得中
・習得直後
この3ステージの意識の持ち方(持たせ方)でその後ずいぶん変わるのを見てきました。
これはここ数年というものではなく、20年くらい前から変わらないことです。
なので学ぶ側は。カリキュラムだけを不満に思っていても本質的には変わりませんし、それを提供する側も受講生のマインドだけを“言い訳”にしてはいけないということです。
変革の時代だからこそ。これからの社会に必要な技能が提示され続け、社会に生きるものは常に新たな技能習得を目指すという、シンプルかつ大切な発想の元なのですから。(文責:谷口晋一)