セラピストが何かをスタートさせるときに。
ゼロイチの人(0から一を生み出す人)とイチヒャク(一から百を生み出す人)は発想も行動も違う、と言われます。
ちなみに僕はゼロイチだと自覚していて。(イチヒャクの段階になると途端にポンコツ化が酷くなるからなんですが)
ということもあり、今までイチヒャクの人との出会いを意識したり関わったり。そういったことをしていました。
しかし。上手くいかなかったこと、結構多くて。
まぁ僕のあまりのポンコツぶりに呆れてというケースがほとんどだと思うのですが、先日やりとりした方から聞いて『なるほどなぁ、それもそうだ!』と感じました。
ゼロイチといっても違うタイプがある、と。
限りなくゼロに近い所から発想できるゼロイチもいれば、限りなくイチに近い所から逆算できるゼロイチもいる。
(おそらくイチヒャクも同じこと)
つまり、自らを限りなくゼロに近いゼロイチだと自覚するなら。
逆算できるゼロイチの人との関わりが大切だと。
またその先にイチヒャクの人がいて、1を50くらいまで引き上げるのが得意な人もいれば、50を100に持ってける人もいる。
こうした階段を上がるんだと。
虹がはっきり7色に分かれているのではなく徐々に色が変化していくように。
自分の中にあるそれぞれが持ちうる特徴を照らすフィルターが粗いと、パートナーシップに歪みを生じさせ、時には相手を『変わってしまった』などと責める理由となってしまう。
様々なフィールドでセラピストが個人であったり小規模であったりして、新たな動きを進めていくためのパートナーが必要な場合、必要とされる場合。
誰に何を助けてもらうか、または自分がその助けの側となるのなら。
自分の中のフィルターをしっかりと点検しなくちゃいけないなと。(文責:谷口晋一)