2004年頃からセラピスト支援プロジェクトのセラポートを。セラピストの学校としてDVD教材を中心とした通信教育スタイルに変更したのが2012年ころ。
しかしこの一方向的な支援、教育スタイルがどんどんミスマッチとなってきていることを感じていました。
それはセラピスト世界のサイクルの変化によるものが大きいと思います。
1980年代からの業界揺籃期(第一揺籃期)から2015年頃まで続く第一成熟期を経て、現在は第ニ揺籃期に向けての移行期。
その中で画一的な知識供与の教育スタイルはどんどん意味をなさなくなってきたんじゃないか?
そんな戸惑いと模索の中で。
近年は全国で散発的に開催してきたオープルスクール、特にセミナー後のディスカッションといった受発信できる場に価値を見出すセラピストが増えてきたのです。
その頃から。今まで積み上げてきたスタイルを一旦壊す必要があるなと思い巡らす様になってきて。
これからのセラピストが求めるもの。かつ、社会やクライエントが必要とするプロセスへの取り組み。
セラピストの学校や僕一人が一方的な答えを出すというのは土台、無理があります。
それが、個で活動するプロフェッショナルセラピストにとって本当に必要な空間、セラピストコミュニティやサポートメニューとなってきたのです。
業界第二の揺籃期に向けて。
個々のセラピストたちがその転機をどのような機会としていくのか?
セラピストの学校はそれを実現するファーストステージの役目があるのだと。(文責:谷口晋一)
6月19日札幌。7月20日渋谷。
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