オープンキャンパス(第二クール)のために今から北海道に向かいます。
以前までのセラピストの学校。
主に独立開業や経営、運営といった情報(セミナーやDVD教材など)を“一方的に提供”していました。
セラピストの業界が第一揺籃期にあった2000年代前半当時。それが求められていました。
しかし時代と業界の変化により。
それも徐々に変化していきます。
一方的な学びの提供よりも。それぞれの環境、状況に応じた情報や学びの機会の提供が求められる様になってきたのです。
またセラピスト同士やシェルパ(支援のプロ)などといった人との積極的な出会いを通しての広がりと深みも今後より一層必要になる。
個人セラピストにとってそれを各エリアで定期的にかつ広く繋げていく環境が、残念ながら今はない。その場が今のこれからのセラピストには必要だ。
今年度からスタートさせたオープンキャンパスが、その一つの型となっています。
それから。特に今回の北海道に関わらず全国各地に起こりうる自然災害など、個々人が抗えない状況に一人ひとりが置かれたとき。
それに対して一人ひとりに及ぼされた影響は一括りにはできなくとも。
セラピストたちがどう関わり、場合によってはどう生き延び、受け止め、その後のセラピストライフに活かしていったか?を。
僕自身もまた彼らから学びたいです。
それは日本で活動する以上、現時点で直接的な当事者でないものにとっても有益な情報だからです。
場合によってはそれを広く発信していくこともまた、セラピストの学校ができることの一つなのではないか?
ただし。それが可能なのは、それぞれの地域でいつも受け入れてくれるセラピストたちの存在があるからに他なりません。
そういった想いをもって空港に向かいます。(文責:谷口晋一)
9月26日札幌。10月10日博多。10月25日渋谷。11月19日名古屋。12月4日大阪。
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