これまでオープンキャンパスなどで。
セラピストたちの運営実態を統計化して伝えてきました。
セミナーテーマなどと違い、そこにすぐに取り組むべき何かがあるわけではありません。
でもなにより。これからの個人セラピストが身につけておきたいスキルは何か?と言えば。
セラピストとしての創造性と思っています。
今身につけているセラピストとしての技術は何もしなければ、そのままですが。
しかしそれを活かしているセラピストはそれを求める人や場面を自ら創り出しています。
それは決して特別な能力ではなく、そこに可能性を見いだせているかどうかです。
それを見出すために必要なのは、
今までの視点からより広げてみていくことであり、過去と未来を繋げてみることであり。
先人たちが歩んできたものが実態として整理されているのがそれならば。
足元に無数にある一つ一つの足跡を、価値あるものに変換させることでもあります。
データを数字の羅列として見ていたらこれはただの石ころ。
それらを自身のセラピストライフを通して指針としたり「あ、これって」と感じることが石ころでなくすることでもあり。
やはりそれをプロフェッショナル一人ひとりも求められてきているのだろうなぁって。
AIが共に共存する時代となって生き残る職業の一つにセラピストがあるだなんて言われますが。
それはあくまでもそういったクライアントを見出し続けるセラピストたちだけです。(文責:谷口晋一)
【全国調査から見えてきたセラピストの今とこれから。運営実態。5つの方向性〜セラピストライフ2019】