セラピーを生活の中に活かしていくなど。
広くセラピーライフを伝えていく活動を手掛けるセラピストたちが全国には存在しています。
広い意味でもまた特定の地域、ジャンルでも業界が成熟していきますと。
それぞれのセラピーを文化として定着させていきたいとの願いが増えていくのは自然な流れです。
おそらく今、日本のセラピーで日常生活に取り入れられている広い意味での精油を用いたセラピー(アロマセラピー)なども。
最初のうちはある特定の人たちだけの特別なものでしたが、広く伝えていった先に今があります。
ただ各々のセラピーを文化として、広く日常の中で取り入れてもらうには勢いに任せているだけでは定着はしません。
やはり時間をかけて地域やジャンル、関係する人たちを巻き込みながらうねりにしていく。
そして“自分がいなくても”進んでいくカタチを作り上げていくことも大切です。
僕が16年ほど前セラピスト支援を始めた頃に自身に掲げた、
『ひとりひとりがかかりつけのセラピストを持てる社会に。』というビジョンの中には、
社会に生きる一人ひとりがそれぞれ必要なセラピーを日常の生活の中で取り入れた、豊かな社会となって欲しいというものも含まれているんですよねぇ。
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個人セラピストとして目の前のクライアントだけにセラピーをする大切な自分と共に、
例えば文化として、日常生活の中で、そのセラピーが広がる世界を想い描き、活動していくというのもいいのかなって。