これから始めようとしているセラピストたち。
また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちと。
お茶したり。ご飯食べたり。
もちろんオープンキャンパスなんかのあとで。
雑談をする中でよく聞かれることがあります。
それってその人にだけは伝えていて。
伝わる形で残してなかったなぁって。
ですので時々はこんな形で文字に残していこうと思います。
◆◆『セラピストって。今どんなスタイルがあるんですか?』◆◆
『今、勉強しているんですけど、できればこれから資格を取ってセラピストとして活動できればいいなって。セラピストって今どんなスタイルがあるんですか?』
うーん、そうですねぇ。
確かにセラピストの活動と言いますと。
サロンがあって。その中にはベッドや椅子などが置いてあって。
照明なんかもシックで落ち着く空間の中でセラピーが提供される。
まぁそんな形(スタイル)をイメージされる人が多いようです。
でも。実際数多くのセラピストたちに出会ってきて思うのは。
そういったスタイルだけではなかったということでしょうか。
お客様のご自宅に出張に行くスタイルを続けているセラピストもいますし、
会社や施設などにある環境の中でセラピーを提供している人もいます。
またここ数年ではオンラインを活用したセラピーなど様々な形でのスタイルが存在しています。
といいますのも今、日本においてセラピーを提供するというのは
「この環境じゃないとできない」というものでは無いからです。
日本においてセラピストの業界が生まれた1980年代から見ると。
実はサロンといったものはほとんどありませんでした。
それから独立開業ブームやサロネーゼといわれるスタイルなど、社会の変化とともにセラピストのスタイルが変化していったのです。
提供したいセラピーがあり。
それを求める人がいて形となっていく。
つまり元々それは決まった形があってないようなものなのです。
言葉にしてみるだけでも
で、セラピストとして始めようとする人と雑談とかしてまして。
「今どんなセラピストスタイルがあるのか?」って聞かれたりしたら、そんなお話しながらも逆にこんなことも尋ねることもあります。
『たとえば3年後とかでもいいんで。どんなセラピストになってるとか、どんなセラピストライフ送ってるかとか。あります?』
まぁなんか。雑談ゆえに許される感じですけど。
でもそこには、
どんな人に?どんな形で?どんなセラピーを?
なんてのを知りたい聞きたい気持ちが詰まってまして。
ホントはこんな風にしたいけど、こうしたいんだよなぁ、、
そんな想いがあるのなら言葉にしてみるだけでも。
聞いてるうちにどんどんそれがより明確なものとして描かれていくようになってくることがあります。
それがもしセラピストライフを送る上で余計な考えであれば取り外してみたり、気づいてない大切なことがあれば伝えてみたり。
そこから見えてくる世界。
それを一つ一つ形にしていく作業こそがこれから始める個人セラピストにとっては、とっても大切な取り組みとなるんじゃないですかね。
だって。個人セラピスト=こんなサロンで、こんな形で、っていうのではないですから。