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★ 一分読了〜セラピストの始め方
『お客さまの変化。それがないと来なくなるのでしょうか?』

2022/02/01
★ 一分読了〜セラピストの始め方
『お客さまの変化。それがないと来なくなるのでしょうか?』

これから始めようとしているセラピストたち。

また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちに。

 

始めたばかりのセラピストたちと雑談する中でよくお話することなんですが。

 

せっかくなんで。こちらでも。


◆◆ 『お客さまの変化。それがないと来なくなるのでしょうか?』◆◆

 

『お客さまの変化って。すごく大切だと思うんです。でもずっと変化させ続けるって、、やっぱり来てくれなくなるのでしょうか?』

 

けっして派手な広告などをせずとも。

何年もサロンを続けていたり、沢山のお客さまと関係性を保てているセラピストの話を聞いてますと。

お客さまとの関係、それはまるでお客さまを“産み育てて”いるようです。

 

どうもそのための、7つのステップ(階段)を踏んでいるのではないかな?と。それが、

 

1.認知、知らせる

2.興味を持ってもらう

3.行動してもらう

4.変化、認識してもらう

5.継続してもらう

6.提案、気づかせる

7.伝えてもらう

 

前回は4.変化、認識してもらう を伝えましたので、今日は5つ目の階段をお話しますね。

ちなみに1段目から4段目まではこちらです。

 

1.認知、知らせる

https://relax-d.com/contents_2070.html

2.興味を持ってもらう

https://relax-d.com/contents_2071.html

3.行動してもらう

https://relax-d.com/contents_2073.html

4.変化、認識してもらう

https://relax-d.com/contents_2077.html


そこでの感動や喜び。それらは徐々に“落ち着いてくる”

4つ目の階段でのセラピストとお客さまとの関係は、セラピストがお客さまの変化を改めて認識できるよう伝えていく。というものでした。

 

この、身体や心の変化。

改めて気づかされたお客さまの喜びはひとしおです。

 

しかし。人間の身体や心はそこでの感動や喜びを得たとしても。それらは徐々に“落ち着いてくる”ケースがほとんどです。

 

そこでセラピストたちは常に、お客さまに変化を見せよう、伝えようとなります。

 

「変化がなければもう二度と来てくれなくなるかも」といった焦りなども感じるようになり。

 

そして常にそれらを提供し続けようとし始めたときに、それこそが継続のポイントだと思うようになり。

 

「お客さまのために新たな技術習得をしなくてはいけない」となっていったり、なにか凄いセラピーをしなくてはいけないのでは?となったり。

 

‟セラピストたちの苦しみ”が始まることが少なくないのです。


様々な形で伝え、関わっていくということ

実はこの、5つ目の階段。継続してもらう。というのは、

 

その時良くなった状態を、日々の生活の中でいかに維持できるか?

そのことを様々な形で伝え、関わっていくということでもあるのです。

 

サロンなどにやってくるお客さまは、セラピストとは数週間や数ヶ月に一度しか直接会うことはないけど、

日々セラピーライフを送るための様々なサポートを、セラピストとの関係を通して受け止めています。

 

毎日サロンにやってくるお客さまは滅多にはいませんから、直接セラピーを受けていない時、どんな生活をしていくのか?それまでまったく意識していなかったことをいかに意識してしてもらうのか?

 

福岡で活動している美肌ケアセラピストは何年もの間、個人的なLINEを通して。

お肌に関する情報を提供したり、また突然の相談も対応しています。

 

そこに特別な仕組みはないそうです。

 

それでも月に一度のリピート来店でも決して「久しぶり」の感覚はなく、継続するためのケアをしに来られています。

そして5年以上通われているお客さまがほとんどだそうです。

 

もちろん関われるのは事例として挙げたような美肌ケアだけではありません。

更年時期のケアを行なっているセラピストであっても。心のケアをしているセラピストであっても。

 

あなたの提供できるセラピーは、誰にどんなことを通して、どう変化していくのか?

その後お客さまはまた、どのように“戻っていったり”別の形で“変わってしまう”のか?

 

大切なのは、セラピーを通しての変化を繰り返して提供するのではありませんし、それらを示し続けることではないのです。

 

徐々にであっても。クライアント(お客さま)のセラピーライフ、その未来の姿を見せていってます。

そこに寄り添い、共に歩んでいく。

 

それこそが5.継続してもらう ということでもあるのです。

 

6つ目の階段につきましてはまた今度に!