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★ 一分読了〜セラピストの始め方
『リピートしてくれれば。それでいいような気がするのですが』

2022/02/03
★ 一分読了〜セラピストの始め方
『リピートしてくれれば。それでいいような気がするのですが』

これから始めようとしているセラピストたち。

また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちに。

 

始めたばかりのセラピストたちと雑談する中でよくお話することなんですが。

 

せっかくなんで。こちらでも。


◆◆『リピートしてくれれば。それでいいような気がするのですが』◆◆

『リピートさえしてくれればもうそれだけでいいような気がするのですが。まだ階段ってあるのですか?』

 

「あぁ彼女(彼)のお客さまってこんな人たちなんだろうなぁ」


セラピストたちとお話ししてますと。

その元にいらっしゃるお客さまの姿がありありと目に浮かんでくることがあります。

 

そんなお客さまとの関係は、まるで“産み育てて”いるようです。

そのために踏んでいる7つのステップ(階段)。それが、

 

1.認知、知らせる

2.興味を持ってもらう

3.行動してもらう

4.変化、認識してもらう

5.継続してもらう

6.提案、気づかせる

7.伝えてもらう

 

前回は5.継続してもらう を伝えましたので、今日は6つ目の階段をお話しますね。

ちなみに1段目から5段目まではこちらです。

 

1.認知、知らせる

https://relax-d.com/contents_2070.html

2.興味を持ってもらう

https://relax-d.com/contents_2071.html

3.行動してもらう

https://relax-d.com/contents_2073.html

4.変化、認識してもらう

https://relax-d.com/contents_2077.html

5.継続してもらう

https://relax-d.com/contents_2079.html


継続してサロンに来続けるお客さまは。

その場でのセラピーに対する満足だけでなく、来ていない期間もまたセラピーに触れているということをお伝えしました。

 

その様に“育てられてきた”お客さまにとって。

サロンに足を運ぶということは、「ふと思い出して、、」ではありません。

 

その日々の歩みの中にセラピーがルーティンとなっていて、人がその様に歩んでいくことを僕はセラピーライフ。と伝えています。

おのずとお客さまは帰り際に次の予定を入れて(予約)いかれることが圧倒的に多くなります。

 

実はこれまでのセラピスト、サロンにとってのお客さまとの関係はここまで。でした。

 

この関係ができたら後はずっと来続けていただく。

セラピストとリピーターという関係。

 

しかし。ここ数年のセラピストサロンのお客さまとの関係を見ていて、

明らかにここまでではなく、次の階段があるということに気づかされます。

 

それが6.提案、気づかせる です。


セラピストとお客さまとの独特な関係性

繰り返しになりますが、セラピーを求める人(クライアント)は何らかの必要性があってそれがきっかけとなってお客さまとなっていきます。

 

しかし、セラピーを通してたとえ一瞬であってもその必要性は解消されたり、またあらわれたりを繰り返し、

それでも。セラピストがお客さまの日々の歩みに寄り添うことなどを通してセラピーライフとしていきます。

 

ところで。セラピストの元にくるお客さまとの関係がなぜ何年も続くのか?と言えば、

セラピストとお客さまとの独特な関係性が生まれているからです。それは、

 

セラピストが本人以上に本人のこと(身体や心)への知見を持ち、

時間の経過(年齢や環境)と共に、長期的な視点で起こるであろう変化を見てとり、そのことを伝えたり、予防やケアとしていく。

 

まさにそのお客さまの人生に寄り添うような、一瞬独特な関係となっているのです。

 

神奈川で20年に渡ってサロンをしているセラピストの元には、サロンオープン時に来られたお客さま(30代)がいたそうです。

 

当時は子育て真っ最中、なにより求められたのは休息。身体のケアも子育てからくるものが中心だったそうです。

しかし、ずっとそのままのセラピーケアを続けてきているか?と言えばそうではありませんでした。

40代、50代となり。どんどん変化していくのをお客さま本人以上に知っているのが、身体に触れ続けたセラピストです。

 

『○○さんは私のことを私以上に知ってる』

 

これこそが、お客さまの一生に寄り添うパーソナルセラピストと言えます。

 

6つ目の階段の提案し、気づいてもらうというのは。

 

長い関わりの期間の中で、その人にこれから起こりうる変化やそのことへのケアライフ。などをいわば積極的に提案し、

自身の心や身体に向かえる様に寄り添いながら気づいてもらえるようにする、ということです。

 

このようにセラピーライフを歩む上で。

自分のことを自分以上に知っているセラピストと出会ったお客さまにとってサロンを次から次へと変えることはなくなります。

 

まるで“産み育てて”いるかのようなセラピストとお客さまとの関係。


最後、7つ目の階段につきましてはまた今度に!