全国各地で個人サロンを運営するセラピストたちと会ったりお話ししたりすることはありますが、
その先のお客さまとの直接的な繋がりというのはほぼありません。
そりゃそうです、トリートメントやセッションしているその場にいるわけにもいきませんから。
ただ。彼ら一人ひとりと関わってますと、
『あぁ。きっとこんなやりとりがされて、あんな関係が創り上げられているんだろうなぁ』
と情景が浮かびあがってきます。
一般的にセラピストとお客さまとの関係性と言いますと、お客さまとしてやってきて、セラピーを提供して。
いわゆるそんなパターンが簡単にイメージできるかもしれません。
でも。個人サロンのセラピストとお客さまとの関係というのは、けっしてワンパターンではなくて。
もうセラピストとお客さまの関係のカタチというのは数限りなく、どれ一つとして同じではないんです。
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お客さまがサロンにくると、もう常に笑いが絶えない。
それでもセラピーにはいるとすっと静寂となりそしてまた笑顔溢れるような、、そんなセラピストとお客さまの関係性がそこにあり。
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セラピストはそこにいるのに。それでもお客さまは自分一人の時間として空間にいることができる。
日常の中の非日常としてセラピストの存在がある、、そんな場と空間とセラピストの存在がそこはある。
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年齢を重ねていく中で自らの人生を振り返ったり、定期的に心や身体を委ねていける場として安心できる相手としてのセラピストがいる、、そんなセラピストとお客さまとの関係性もこのサロンでは築かれています。
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一人ひとりのセラピストと出会ってきて。
『あぁ。きっとこんなやりとりがされて、あんな関係が創り上げられているんだろうなぁ』
と思い浮かぶのは。
そのセラピストたちがどうして今こうしているのか?そしてこれからどうしていきたいのか?を、その歩みの中でお客さまと共に創り上げてきたから。
最初から完成されたものを提供しているのが個人サロンの姿ではないのですね。
彼らのように。その場にくるお客さまが望まれるカタチとしてのサロンが創り上げられて今がある、と言える。