直接的なやりとりを通して、またブログやホームページのコラムなどを通して。
クライアントはセラピストが幅広い知識を持っているかどうか?を“私のセラピスト”とするかどうかの判断材料とするようになりました。
つまり、「一つのセラピーは詳しいがその他はまったく知りません」と(公言)するセラピストを信用しなくなってきたのではないか?
それもとっても冷静に。
ズレの修正は、二つしか方法はありません。
一つは、クライアントが修正してくれることを待っている。
そして二つ目は、セラピストがスペシャリストとしての学びと同時平行で“自らを必要とする”クライアントのための幅広い学びを始め、ズレそのものを把握することです。
たとえば、色に関するセラピストは、香りや身体接触がもたらす心身の変化について知識を。
たとえば、癒しを提供するセラピストは、骨や筋肉、内臓などの基本的身体構造やカウンセリングの基本的スタンスなど。
セラピーの分野において広範囲にわたる知識を持つセラピストをジェネラルセラピストとしてネーミングしたのは、そういう理由がありました。
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