「この業界これからどうなるのですか?」と聞かれることがあります。
実際の所はよくわかりません。
しかし、セラピスト業界が進んできた過去と社会の流れを振り返り、流れ全体を俯瞰しますと成長期から成熟期へ大きく舵を切ったステージかな?と思うのです。
・三つの安心が崩れブームが起こった1990年代。
・様々な業界が関わり、社会全体もセラピスト業界をほっておかなくなった2000年代。
・未曾有の自然災害やグローバル化、人口減少など日本国内の状態にまだ対応仕切れていない2010年代。
これからどうなるかは僕も全然わかりません。
ただ、これからのセラピストは、目の前(この先)のクライアントの求めるものを敏感に察知し、小さな変化を厭わない姿勢を積み上げることができなければならないと思うのです。
私はそれをジェネラルセラピストという響きに当てはめたのです。(文責:谷口晋一)
【大阪『セラピストの手帖』出版記念】1月30日(金曜)「業界成熟。これから求められるジェネラルセラピストの姿」