セラピストの手帖。
一か月少し前の去年11月末に発刊された書籍。
すべて計画的に成し遂げられたか?と言えば
もうその真逆も真逆で…
頭で考えながら進んでいる時もあれば、ずっと立ち止まったまま急に動き出しての、時も。
その繰り返し。
著者としてもそうですしプロデュースなど編集側にいますと、原稿が完成して印刷所にいく脱稿の段階で、一つの達成感を得られます。
しかしそれはあくまでも“始まりの終わり”。
書籍が印刷されて見本が手に届いた瞬間に、
その達成感は“終わりの始まり”となる。
そこからは、表紙に名前の上げられたものとして色んなものを背負っていく。
著者として初めての『福業のススメ』(あさ出版)の時も。
前書の『即実行!オンリーワンのセラピストとなる!』(BABジャパン)の時も。
世に出た瞬間から、思いも寄らぬ反応も良い悪い評価もすべて自分の事として受け止める覚悟と言いますか。
いくら最善を尽くしても完璧な作品というのはないという前提で、
そこからまた新たに提示できる何かを見つけつつ、社会にそのポジションを提示する。
この押し潰されそうな感覚は、何回経験しても慣れませんね(苦笑)
年末年始にかけてそんな想いを映像編集者に話してみたらエンドロールの様なものを作ってくれました。
始まりの終わり。終わりの始まり。としてのセラピストの手帖〜回想録ですね。
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(文責:谷口晋一)