講師の働きをしていまして、受講者ひとりひとりを見ていますと。
とっても素敵な学びをしているなぁと思う人を時折見かけます。
それが、他人事を上手に自分事にできる人。
最近は講師の一方的な講義というより、講師と受講者との直接的なやりとりが講義の中に存分に組み込まれているかと思います。
講師の側に立った際、やりとりしている当事者以外の他の受講者を第三の目?で観察していますと。
スイッチがオフな人やあくまでも他人事と思っている人とは別に。
どんなケースや質問であっても、上手に自分に置き換えて考えているんだろうなぁ…という人がいます。
別の言い方をすれば、今の自分から視点を少しだけずらせる人と言いましょうか。
そうしておきますと、自分の中で事例を沢山増やせるだけでなく講義ごとの本質を早く見極められるようになる。
きっとこれは講義だけに限らない、オトナの素敵な学び方なのかもしれませんね。(文責:谷口晋一)