小規模もしくは本人が看板となっている個人セラピストたちは、周囲から応援されるということは活動を進めていく上でとても重要です。
応援してくれる先は、クライエントだけでなく取引先や同業仲間や身近な人、師匠(先生)や地域、公的なものまであり。
最近では見ず知らずの人でもクラウドファンディングなどその仕組みに加われる環境が整ってます。
しかし。
それは、“一方的なファンになってもらう”ということではない。と私は考えています。
あたかも。とめどなく無条件に応援されることを願っていないか?
もしくは、そんな風に“まずは演出してから”って思っていないか?
応援されるという事は、その提供しうるセラピーを含めて受け取る側に明確な価値を提示できた先にあるものです。
そこの目利きはクライエントの方がどんどん鋭くなってきています。
この分野において社会から価値ある存在として認識されてはじめて。
『ちょっとこれは応援したいな』となるかどうか。
その順番は間違えちゃいけません。
ちなみに僕は『谷口は私が育てたんだよ』というのを耳にしたとき。
“社会から必要とされている”という言葉がもれなく付いてきたのだなと嬉しく思います。(文責:谷口晋一)