『セラピストって孤独じゃないですか?』
純粋な疑問としての時もあるし、同意を求めるときも然り。
この言葉。本当に様々なセラピストたちから耳にしてきた言葉です。
そんな時に僕はこの、
『Only is not lonely.』
というフレーズを思い浮かべます。
糸井重里さんが自らの事業コンセプトに挙げたフレーズだったかと記憶してますが、これはまさしくセラピストへ投げかけたいフレーズの一つです。
クライエントからみるセラピストとは、セラピーを通して自分のために関わってくれる唯一の存在。
心や身体。
自分のために存在しているかの様な対象であるセラピスト。
そんなクライエントの想いもまた対人援助の仕事をする上でかかせないものです。
ただ。長いセラピストキャリアを通して、Only。◯◯のみ。といった特別な存在としてあなたが高まれば高まるほど、lonelyとまた隣合わせの感覚にもなります。
でも、
それは決して、寂しさを表現するものではありません。
セラピストもまたクライエントに対してこの言葉を投げかけているのではないでしょうか。
Only is not lonely.
僕にとっても勇気づけられる言葉の一つです。(文責:谷口晋一)
6月19日札幌。7月20日渋谷。8月20日名古屋。
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