最近は個人で活躍するセラピストたちが海外に活動の幅を広げています。
そんな中、私が大切な変化として注目していることがあります。
それはセラピスト自身がセラピーを必要とするクライエントを、国や地域でくくらないようになっているということです。
必要とされているからその場所に行く。そしたらそこがたまたま海外だった。
つまり個人で活動するセラピストにとって国境そのものはあまり関係がないようです。
海外の様々なフィールドでは先人の成功事例、失敗事例など事例が積み重なり、まずは言語的にハードルの低いもの(ビューティ、リラクゼーションなど)から求められるようになり、
またセラピスト本人もしくは通訳などを介するなどして言語的なハードルをクリアしたメンタルケアやボディケアのセラピストたちも海外との接点が増えてきています。
セッションや施術、またテクニックのレクチャーなど活動の範囲も多岐に渡ります。
そういったことも積み重なり、海外の日本におけるセラピストのクオリティーの高さが評価されるケースが増してきたのだと思います。
そのほかにも日本のセラピストたちが海外に活動の範囲を広げる様になってきているのには別の理由がありますし、一方で活動を阻害するウィークポイントもあります。
私も去年ベトナムに視察に行った際にサロンオーナーから言われた一言に衝撃を受けました(これはまたオープンキャンパスなどでお話しするとしまして)
今まさにセラピストたちがそこに視点を向けているのは海外からセラピーを取り入れるだけではなく、
日本でブラッシュアップされた独自のセラピーを世界に発信する流れともなっているのです。
まさにそれは日本のセラピスト業界にとって第二揺籃期の一つのカタチといえます。(文責:谷口晋一)
10月25日渋谷。11月19日名古屋。12月4日大阪。12月12日札幌。1月22日福岡。
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