今朝いつもの時間にスタバに行きましたら。あるスタッフと数ヶ月ぶりに再会しました。
そこで彼女が話してくれたのは
『いつも朝早く利用くださるお客さまはほぼ決まっていて。お店が再開して全員がすぐに戻ってきてくれるわけではないので久しぶりにお顔見れてすごく嬉しい』と。
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人が集まる(やってくる)ことによってセラピーを提供するサロンなどでも。
まだ再開していない地域などありますが徐々に増えてきています。
そこでよく聞かれるのがお客さまの戻りが思っていたほどでないという現象です。
100%の戻りからは程遠く30%や50%などとおっしゃるサロンオーナーさんもいます。
ただもう一つ。不思議なことにこれまでそんなに定期的に利用されていなくて、サロンオーナーもあまり意識していなかった様なお客さまが急にしかも関わり深く予約くださるというのも、耳にするのです。
もちろんそれに至る様々な理由があると思いますが一つ考えられるのが、
利用してくださるお客さまの“関わり方の違いによって”ということが挙げられます。
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定期的に繰り返し利用してくださるお客さま(リピーター客)と。自分も利用する中で知人友人などを紹介してくれるお客さま(口コミ客)と。
サロン再開後の行動の違いが現れています。
定期的に繰り返して利用していたお客さまにとっては状況として半ばそのルーティンが突然ストップしてしまった。
その場合また元に戻るには、いかないことがルーティンになりかけていたわけですから“ある程度の助走”が必要。
一方、定期的ではないにしても自分が利用するだけでなく知人などを紹介することもまたサロンとの関係であった場合。
元々ルーティンとしてセラピーの関係性よりも、セラピスト個人との関係性などもありこういった状況下“だからこそ”思い出したり、状況を知りたがったり、連絡をとったりする。
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今の状況下で。お客さまの反応を全体だけで見るのではなく、より個々に見ていくこともまた忘れてはいけない。私はそう思っています。
今までご利用くださっていたそのクライアントが、いかないことがルーティンになりかけているのであるならば?またセラピスト個人との関係性の中でのそれならば?
なにをすべきなのか、が見えてくるはずです。
サロンオーナーにとって活動再開の中で想定していた反応が得られないことで不安や戸惑いが起こることは致し方ありません。
しかし不安や戸惑いの中でどうして良いかわからなくなっているのはお客さまもまた、です。
今こそクライアントから見えるその場は。あなたはどういった存在なのか?を見つめる時として欲しいのです。(文責:谷口晋一)