これから始めようとしているセラピストたち。
また心機一転、新たなスタイルで始めようとしているセラピストたちに。
始めたばかりのセラピストたちと雑談する中でよくお話することなんですが。
せっかくなんで。こちらでも。
◆◆ 『なんかこんなこと聞くの変なんですが、そもそもメニューって出さないといけませんか?』◆◆
『今、私の持ってるセラピーって一つだけなんです。問い合わせてくれたら伝えられますし、なんかこんなこと聞くの変なんですが、そもそもメニューって出さないといけませんか?』
いざサロンをオープンさせるときに。
悩ましいと言われるのがメニュー作り。
やっぱり個人サロンならではの。
メニュー作りの考え方というものがあります。
◇ 個人サロンならではのメニュー作り〜新規のお客さまは何を求めている?
サロンやセラピストが活動する中でのメニューとは、お客さまに対してあなたのサロン(セラピー)でどういったことが提供できるか?をわかりやすく伝えるもの、です。
その中でも、新たに訪れようとしているお客さまはメニューに何を求めているのでしょうか?
実は新規のお客さまは。
“メニューを見ただけ”でサロン利用を即決する方はほとんどいません。
たまたまSNSで見つけた、検索をして、フリーペーパーを見て、お友達の紹介など。
それがどんなきっかけであったとしても。
適当にパッと決めてしまうことはまずありません。それはなぜでしょう?
セラピーというのは、お客さまの心や身体をセラピストに委ねるということが前提にあるからです。
知ったきっかけがなんであろうと。自分の心や身体をその瞬間「差し出す」わけですから。
やっぱり色々と調べ、想像もしているのです。
そこで、メニューというものが大切となってきます。
ですので、お客さま(特に新規の)とメニューの関係は。
大きく背中を押してくれるもの。です。
セラピー名と分数と価格だけでは、もったいないのです。
お客さまはメニューを通して、
自分が抱えているテーマ(痛みや問題、解決したいと思っていること)が解消するかどうか?を想像したいですし、それが安心できるもの、委ねられるものと“後押し”して欲しいのです。
まったくそれを知らない人にとって。
セラピーというのは不安を抱かせることもあるのだと理解した上で、まずは丁寧に知らせることが大切です。
それこそが新規のお客さまが求めるものであり、これから始めるセラピストにとって忘れてはいけないことなのです。
我々が当たり前のように理解していることでもお客さまは知らないことだってあるんだと。
サロンメニューの作り方についてはこちらでも。