スタッフがいるサロン経営セラピストといいますと経営者としての側面が注目されますが、
僕の知っている彼らはサロンオーナーとして経営する立場であると同時に。
時に自らがセラピストとしてお客さまの前に立ち、時に人を育て、そこで活動するセラピストが経験成長できるようにするなど本当に色々な役割を担っています。
そんなセラピスト業界におけるサロンオーナーのことを僕は、
“場を創る”存在なのだと思っていて。
そこには様々な人が関わりますが、一緒に場が創り上げられていくことに価値を見出している。
お客さまでさえも。セラピーを受ける喜びとは別にその空間に加わることもまた喜びとしています。
「自分が関わったことで人が成長していくのを見るのが、私はすごく好きなんです。」
「私は人のために何かをするのが好き。それで人が喜んでくれるのなら、もっと嬉しいし、もっとがんばろう、もっとやりたいってなるんです。そういう気質なんだと思う」
「この人たちのために何かをしたい」
立場は様々であっても。
そんな想いの中でサロンが創られているのです。
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「自分の心の琴線に触れるものは何かと考えた時、サロンを始めて以来ずっと続けてきたスタイルのまま売り上げを伸ばずことに、もうワクワクしなくなっている自分に気付きました。
それに、自分の立場を基準に行動や言動を選択していることにも気が付いたんです。だから、自分らしさを再構築しようと考えたんです。その結果、『幸せなセラピストを育てるんだ』ってことに帰着したんですよね」
東京都新宿区にて、2015年からサロン「Warm Beauty」のサロンオーナーセラピストとして活動しながら、後進の指導も行っている、村岡利枝さんのセラピストライフを紹介しています。
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『セラピーとは「セラピストだけでなく、お客様と一緒になって作り上げていくもの」であり、
「長くお付き合いしていくうちに、お客様一人ひとりに合わせたパーソナルケアとなっていく」ということ。そして「セラピストがお客様のことを大切に思うのと同じくらいに、お客様もセラピストを大切に思ってくれるそのような関係性になる」ことも理想としているセラピーの姿なんです』
東京にて18年にわたってサロン経営をする一方で、14年にわたりスクール運営をしている「エフェクティブタッチ」の小澤智子さんのセラピストライフを紹介しています。
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『お客様がこのサロンに何を求めていらっしゃるのか。それに答えることを常に考えています。お客様は1人ひとり職業も違えば、生活環境も違いますよね。だから、お肌のトラブルが似ていても、その要因は同じじゃないんですよ。そういうことにきちんと対応して、心身ともにリフレッシュして帰っていただくことを目指しています』
鹿児島県鹿児島市にて、14年にわたってオーナーセラピストとして「ビューティーコンシェルジュ ラシュレ」を営み、スクールも運営している東孝子さんのセラピストライフを紹介しています。
東孝子さんのセラピストライフ~サロンオーナーセラピスト